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2011年02月16日

模型の世界首都におけるショールーム?

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20110209000000000055.htm

ホビーのまちPR JR静岡駅南口にミュージアム 02/09 16:02 配信
上記より引用(静岡新聞のWebはすぐにサーバーから消去されるらしいので、著作権法上禁止されていると新聞社側は明記しているが、一部引用で著作権法でも認められているはずなのと、引用元を明確にするためにコピペする)

静岡市は2011年度、プラモデルや模型、木工関連の伝統工芸などの技術と魅力を紹介する「静岡ホビーミュージアム(仮称)」をJR静岡駅南口の再開発ビル「サウスポット静岡」に開設する。閉館した同ビル内の市立美術展示施設「静岡アートギャラリー」を改装し、地元企業の協力を得て、開催中の静岡ホビーフェア会場で好評を博している臨時ミュージアムを常設化する。
(中略)
静岡アートギャラリーは1997年開館。5カ月で8万人が来館した「エルミタージュ美術館名作展」(05年)などの企画展を成功させたが、大型美術作品の展示に対応できないなどの課題があった。静岡駅北口の静岡市美術館開館に伴い、10年3月に閉館した。


静岡ホビーフェアというのは、1/1ガンダム像を東静岡駅前に飾ってある、あれである。それはもちろんメインイヴェントで、それ目当てに来静する方々もいるだろう。しかし、フェアの中の人サイドとしては、そこの会場に展示しているさまざまな展示品を見てもらいたいのが本音ではないだろうか。そういうことで、1/1ガンダム像以外の展示物を常設化して見せたいということで今回の運びとなった模様である。

それと、実は新・静岡市とその周辺は昔から木工とひな具(雛人形とそれに付随する小物)の生産が地場産業化しており、それが現在の「模型の世界首都」の出発点になったということも合わせてアピールしたいという思惑も、この新しい博物施設には込められている模様である。

実際地元以外の人にとっては、静岡=ひな具というイメージはわきづらく、関東でいえば雛人形といえば、岩槻か浅草橋というのが通り相場なのではなかろうか。プラモデルの展示に付随してそちらのアピールもしたいという思惑までこの記事には書かれている。

このように、東海道上に位置する静岡(市)は、アピールさえうまければさまざまな特産品を有しており、それの広報があまりうまくなかったので、現在の状態と化しているわけである。しかし、この常設博物館を一つのきっかけとして、静岡の衰退(清水吸収合併後も人口が減少している)に歯止めをかけたいという思惑を込めてこの新博物館を開業させるわけで、何とか静岡(市)の再興隆を期待したいところである。


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Posted by 故郷を離れて13年目のカズー at 11:53│Comments(0)葵区・駿河区の出来事
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