2010年11月23日
日大三高、明治神宮野球大会を制す
久しぶりの(このブログでは初めてですが:11月24日追記)母校の野球部に関する話題である(その間にも何度か甲子園に出場しているのであるが)。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20101119ddlk13050191000c.html
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20101119-703849.html
この、明治神宮野球大会という、地味ながら重要な大会で我が日大三高が初優勝を収めた。しかもその決勝の相手が鹿児島実業高であった。我が校の強さをたたえるのは置いておいて、ここではどこかで既視感を抱いた話を少し書いてみたい。
当然神宮球場というのは、陸上・サッカー・ラグビーで使用される国立競技場のすぐそばにある。私は日大三高OBであることに誇りを持っているが、それと同じくらい静岡県清水市出身であることにプライドを持っている(運動神経ゼロなので、三高にとっても清水市にとっても邪魔かもしれないが)。今を去ること16年、高校サッカー選手権静岡県代表は我が本籍地から徒歩3分の清水商業高校で、その時は準決勝の相手が鹿児島実業高であった(私の脳内では決勝の相手と勘違いしていたが、Wikipediaで記憶の補正をした所、準決勝であったことを確認した)。
今年の野球の鹿児島実業高にはずばぬけた選手はいないようだったが、常に「超高校級」と形容される日大三高相手に1-4というスコアで9回を戦い抜いた鹿児島実業高の実力も侮れないと私は見た。
16年前のサッカーの鹿児島実業高には城彰二というずばぬけた選手がいたが、我らが清水商業高校(こちらもレギュラーの過半数がJリーガーになったという、とんでもないチームだったが)にあと一歩及ばず敗退していった。
私が感じた既視感というのは、日大三高と清水商業高校の共通の敵(ただしその試合限りの)として鹿児島実業高が立ちはだかったことなのである。
最も、本物の日大三高(野球部)と清水商業高校&清水東高(サッカー部)の「共通の敵」と言えば、やはり帝京高校を置いていない。三高ともなぜか帝京高校に勝てないのである。理由など理解できない(ただ、前者出身のプロ野球選手&Jリーガーは多数いるが、帝京高出身のプロ野球選手&Jリーガーというのはあまり聞かない。帝京高の、その場限りの勝利至上主義が、後のキャリアまで考えて選手を育成している日大三高・清水商業高・清水東高に対して、高校レベルでは優勢なのか、という仮説を愚考している)。
帝京高校野球部に関しては、今は懐かしのテレビ番組である『夕焼けニャンニャン』で、秋の高校都大会で日大三高対帝京高校戦があった前日の番組で、とんねるずの石橋貴明が全国放送で日大三高をバカにした発言が流され、(そこで発奮して欲しかったのだが)その通りに我が校が敗れたという屈辱のシーンまで存在する。去年の秋の都大会にしても決勝戦で帝京高に敗れ、我が校の小倉監督は「来年の夏に向けて練習しよう」とあきらめていた所に高野連から春の選抜大会出場決定の連絡が届いた。驚きながら甲子園に行ってみると、決勝戦で九州代表の興南高に破れはしたものの、準優勝という、残念ではあるが素晴らしい成績を収めて戻ってきた(え~と、帝京高は緒戦敗退だったっけ?)。
サッカーに関しては、まぁ木梨さんはキャラ的にそういうことを言わない人だから、番組内で屈辱のシーンというのはなかったが、インターハイや選手権での対戦成績を調べてみれば清水商業高&清水東高がいかに帝京に弱かったかを実感できると思う。
話を戻すと、鹿児島実業高が「共通の敵」といっても、その場限りのものであることを願うものである。というか、勝者のそばからみればそのような発言になるのは当然のことであるが、かごんまの方がこのブログを読んでいらっしゃったら、日大三高と清水商業高を同時に敵扱いされるかもしれませんが、野球の日大三高はともかく(早実が西東京地区に移転してきたのには驚いた)、サッカーの清水商業高はもはや選手権に出てくる力はないので(静岡にはユースチームが乱立しているのだよね)、どうかお手柔らかにお願いします。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20101119ddlk13050191000c.html
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20101119-703849.html
この、明治神宮野球大会という、地味ながら重要な大会で我が日大三高が初優勝を収めた。しかもその決勝の相手が鹿児島実業高であった。我が校の強さをたたえるのは置いておいて、ここではどこかで既視感を抱いた話を少し書いてみたい。
当然神宮球場というのは、陸上・サッカー・ラグビーで使用される国立競技場のすぐそばにある。私は日大三高OBであることに誇りを持っているが、それと同じくらい静岡県清水市出身であることにプライドを持っている(運動神経ゼロなので、三高にとっても清水市にとっても邪魔かもしれないが)。今を去ること16年、高校サッカー選手権静岡県代表は我が本籍地から徒歩3分の清水商業高校で、その時は準決勝の相手が鹿児島実業高であった(私の脳内では決勝の相手と勘違いしていたが、Wikipediaで記憶の補正をした所、準決勝であったことを確認した)。
今年の野球の鹿児島実業高にはずばぬけた選手はいないようだったが、常に「超高校級」と形容される日大三高相手に1-4というスコアで9回を戦い抜いた鹿児島実業高の実力も侮れないと私は見た。
16年前のサッカーの鹿児島実業高には城彰二というずばぬけた選手がいたが、我らが清水商業高校(こちらもレギュラーの過半数がJリーガーになったという、とんでもないチームだったが)にあと一歩及ばず敗退していった。
私が感じた既視感というのは、日大三高と清水商業高校の共通の敵(ただしその試合限りの)として鹿児島実業高が立ちはだかったことなのである。
最も、本物の日大三高(野球部)と清水商業高校&清水東高(サッカー部)の「共通の敵」と言えば、やはり帝京高校を置いていない。三高ともなぜか帝京高校に勝てないのである。理由など理解できない(ただ、前者出身のプロ野球選手&Jリーガーは多数いるが、帝京高出身のプロ野球選手&Jリーガーというのはあまり聞かない。帝京高の、その場限りの勝利至上主義が、後のキャリアまで考えて選手を育成している日大三高・清水商業高・清水東高に対して、高校レベルでは優勢なのか、という仮説を愚考している)。
帝京高校野球部に関しては、今は懐かしのテレビ番組である『夕焼けニャンニャン』で、秋の高校都大会で日大三高対帝京高校戦があった前日の番組で、とんねるずの石橋貴明が全国放送で日大三高をバカにした発言が流され、(そこで発奮して欲しかったのだが)その通りに我が校が敗れたという屈辱のシーンまで存在する。去年の秋の都大会にしても決勝戦で帝京高に敗れ、我が校の小倉監督は「来年の夏に向けて練習しよう」とあきらめていた所に高野連から春の選抜大会出場決定の連絡が届いた。驚きながら甲子園に行ってみると、決勝戦で九州代表の興南高に破れはしたものの、準優勝という、残念ではあるが素晴らしい成績を収めて戻ってきた(え~と、帝京高は緒戦敗退だったっけ?)。
サッカーに関しては、まぁ木梨さんはキャラ的にそういうことを言わない人だから、番組内で屈辱のシーンというのはなかったが、インターハイや選手権での対戦成績を調べてみれば清水商業高&清水東高がいかに帝京に弱かったかを実感できると思う。
話を戻すと、鹿児島実業高が「共通の敵」といっても、その場限りのものであることを願うものである。というか、勝者のそばからみればそのような発言になるのは当然のことであるが、かごんまの方がこのブログを読んでいらっしゃったら、日大三高と清水商業高を同時に敵扱いされるかもしれませんが、野球の日大三高はともかく(早実が西東京地区に移転してきたのには驚いた)、サッカーの清水商業高はもはや選手権に出てくる力はないので(静岡にはユースチームが乱立しているのだよね)、どうかお手柔らかにお願いします。
Posted by 故郷を離れて13年目のカズー at 14:50│Comments(0)
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見出しは、旧南多摩郡(というか、あそこ今でも南多摩郡なのではないか、という田舎にあるのですが)に所在する日大三高の名前を使っていますが、内容は日大三高と、故郷である静岡県...
日大三高、明治神宮野球大会を制す【Southern Tama Post】at 2010年11月23日 14:51
久しぶりの母校の野球部に関する話題である(その間にも何度か甲子園に出場しているのであるが)。 http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20101119ddlk130501
日大三高、明治神宮野球大会を制す【狗頭羊肉】at 2010年11月23日 14:53